コンセプト:インテリアデザイナーの拘りのライフスタイル
特徴:
特徴:今回は注文建築で働くインテリアコーディネーターの1人暮らし部屋を自分好みでデザイン。今までの38㎡のお部屋ではなく32㎡のお部屋を如何に広く見せるかというのが大きなテーマでした。
キッチンはいつもアイランドビッグキッチンではなく、神吉マンションでは2部屋目の壁掛けキッチン。長めに配置して、32㎡だけど3口ガスコンロも台下の電子レンジ置き場も確保。シンクの左右に広がる天板はシーンによって、調理スペース、洗い物スペースなどに可変する感じが使い勝手良さそうな感じです。
洗面所や水回りとクローゼットを梁のバランスを考えて室内に小屋風にしたのは設計士のナイスアイディアでした。広めのクローゼットなど空間を欲張った分本来であればアンバランスになりがちですが、そこは設計士がデザインでうまいこと納めてくれました。
あとは床を塩ビタイルと木製フローリングで貼り分けすることでお空間のゾーニングも実施。これも過去に一部屋でやったの2例目の実施。実はそれに合わせ天井も塗り分けられていて、モノトーン感で締まりのある空間になりました。
今回の1番のこだわりはライフスタイルを効率と豊かにする家電のレイアウト。家電のレイアウトにはコンセントがつきものなので例えば、キッチン下に電子レンジ用のコンセント、ルンバを収めるスペースに、ウォータースタンドを置くところにも電力が。これからはコンセントが以前よりも大きなウェイトを占める気配を感じました。
若い人たちの最先端のライフスタイル知れて勉強になりました。奥が深い自分好み賃貸。2025年も自分好みで空室を解決し続けたいです。
物件:神吉マンション
事業主:神吉不動産株式会社
プロデュース:株式会社 人と不動産
デザイン:Fusha Architects
施工:中村大工
施工時期:2024年12月
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