以前、入居者好みにリノベーションして引渡ししたお部屋の住み開き(オープンハウス)を行いました。その時にすごく感じたのが、やっぱり物件というのは中に人が住むことで格好良くなるんであって、リノベ工事の内装やデザインがカッコウイイんじゃないという事を感じました。
確かに、解体作業から色々な方々に協力してもらいました。それまではあまり人の気配がしなかった場所に、ワークショップという形式で人を呼び込めるようになりました。
ちょっとずつ、壊した空間から作る空間に変えていき、色んな方々の手作業とデザインアイディアで、ここでしかない空間を作り上げていきました。
人が集い、入居者の思いや感性が内装に加わり、普遍的な価値がそこに生まれるように。各方面のプロもそこにアイディアを出し合って、今までにない神吉マンションの空間を作るために尽力しました。
そして完成した時に、やはり他にない「オンリーワン」の神吉マンションの賃貸部屋が完成したと事を入居者も交えて、喜びました。企画者としては、古い建物のリスクも感じながら、入居者にとって喜んでもらえる部屋、入居者が住み始めてもそのモチベーションが継続されるのか不安を感じていました。 ただその不安は、前回の住み開きでお部屋にお邪魔した際に、かき消されました。
何かをディスプレイしているわけでは無いのに、この絵になる感じ。無造作においても、それがまた部屋の雰囲気になる。
お部屋の奥も、オープンハンガークロゼットなんかも、すごく良い感じに使われている。
そしてなによりも、竣工写真とかに比べても、 この状態の方が遥にカッコウイイんです。 そうなんです!リノベーションのデザインがカッコウイイんじゃなくて、それを愛情を持って住んでくれる部屋がカッコウイイんです。
だから弊社は、空室を内覧してもらうより、「使われている空間」を内覧してほしい。 そのために入居者の方々には住み開き(オープンハウス)に協力してもらっています。
神吉マンションリノベ部屋 オープンハウス 日時:2019年11月23日 時間: 12:30~13:30(1時間) 場所:神吉マンション 住所:豊中市浜1丁目8-11 申込方法:下記の連絡先に直接お問い合わせください。
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